
AIで画像も動画も一瞬で作れる時代になりました。
正直、便利です。かなり。
でも同時に、こんな違和感も増えています。
「最近の広告、どこも似てない?」
「きれいだけど、信用していいのか分からない」
実は今、AIクリエイティブを使って“加速している工務店”と、
“ブランドを削っている工務店”がはっきり分かれ始めています。
原因はAIの性能ではありません。
使いどころと役割設計です。
今回は、
- AI画像で施工事例をどう“魅せる”か
- Canva×AIでLP素材をどう量産するか
- AIナレーション動画でどこまでコストを削れるか
- AI×人間の分業で、なぜ制作スピードが3倍になるのか
その裏側を、かなり現実的にお話しします。
1. AI画像で施工事例を魅せる新手法
最初にハッキリさせておきます。
AI画像は、施工写真の代わりではありません。
ここを勘違いすると、一気に信用を失います。
AIで作った家を「施工事例です」と出す。
これはアウトです。かなり危険。
では、どう使うのか。
ポイントは補完です。
例えば、
- 施工写真では伝わりにくい「暮らしのイメージ」
- 完成後の空間で、どんな時間が流れるか
- コンセプト住宅の世界観
こうした“言葉にしづらい価値”を、AI画像で視覚化します。
実写写真=事実
AI画像=イメージ
この役割を分けることで、
「ここで建てたら、こんな暮らしができそう」
という想像を自然に引き出せます。
大事なのは、誤解させない表現。
「イメージ画像です」「コンセプトビジュアルです」と明示する。
これだけで、安心感はまったく違います。
AI画像は魔法ではありません。
でも、伝えきれなかった価値を補う道具にはなります。
2. Canva×AIでLP素材を量産する現実解
LP制作で一番時間を食うのは、文章でも構成でもありません。
素材づくりです。
- FV画像どうする?
- 背景どうする?
- セクションごとに雰囲気変える?
ここで止まる工務店、多いです。
Canva×AIの強みは、
「考える前に、形が出る」こと。
FVのラフ、背景画像、バナー。
このあたりはAIで一気に出せます。
しかも、修正が早い。
ただし、勘違いしてはいけません。
デザイナーが不要になるわけではない。
Canva×AIが得意なのは8割。
世界観の最終調整、ブランドの統一感、細部の詰め。
ここは人の仕事です。
おすすめは、
8割を内製(Canva×AI)、2割をプロに任せる。
これだけで、
- 制作スピード
- コスト
- 試行回数
すべてが現実的になります。
3. AIナレーション動画で広告コストを削減
動画広告のハードルは、撮影よりも音です。
ナレーション外注。
修正1回で追加費用。
ちょっとした文言変更で、また録り直し。
ここにAIナレーションを入れると、世界が変わります。
修正は即反映。
A/Bテストもやり放題。
コストはほぼゼロ。
特に相性がいいのは、
- SNS広告
- 短尺動画
- 説明系コンテンツ
一方で、
- 会社紹介
- 社長メッセージ
- 想いを語る動画
ここは人の声がベストです。
感情と信頼は、まだ人間の領域。
AIナレーションは「削るところ」。
人の声は「残すところ」。
この切り分けが、広告の質を保ちます。
4. AI×人間の分業で制作スピードを3倍にする方法
全部AIに任せると、なぜ失敗するのか。
理由は簡単です。
AIは判断しないから。
うまくいっている現場では、分業が明確です。
◾️ AIに任せる工程
- ラフ案
- 素材生成
- 仮ナレーション
- バリエーション出し
◾️ 人がやる工程
- 方向性の決定
- ブランドチェック
- 最終表現
- 責任判断
この分業にすると、制作スピードは一気に上がります。
体感で3倍、全然あり得ます。
AIは手を動かす係。
人はハンドルを握る係。
ここを逆にすると、
「早いけど、なんか違う」
という事故が起きます。
まとめ
AIクリエイティブは、
表現力を奪うものではありません。
増幅させる道具です。
小さな工務店ほど、
- 世界観
- 人
- 現場
が最大の武器。
AIはそれを“早く・安く・何度も”伝えるための相棒です。
今日からできる一歩として、これを試してください。
制作工程のうち、1つだけAIに任せてみる。
全部ではなく、1つ。
そこから、ちょうどいい分業が見えてきます。
