社長がマーケティングを理解した会社だけが、最後に伸び続ける理由

「集客は担当者に任せているから大丈夫」
──もし、あなたがそう思っているなら要注意です。

小さな工務店では、社長の意思決定そのものが最大のマーケティング装置 です。
現場・打合せ・経理・職人さん対応…社長はいつだって忙しい。だからこそ、つい集客を「誰かに任せたい」という気持ちもわかります。

ですが残念ながら、ここに落とし穴があります。
社長がマーケティングを理解していない会社は、どれだけ広告費を使っても成果が安定しません。
逆に、仕組みの本質を社長自身が理解した瞬間、広告費は“ギャンブル”ではなく“再現性のある投資”に変わります。

今日はその理由を、笑いと現実を交えながら解説していきます。

1. 社長が『集客の仕組み』を理解する意味

小さな工務店にとって、マーケティングは「担当者の仕事」ではありません。
むしろ 経営そのもの です。

なぜなら、3M(Market/Message/Media)──つまり 誰に・何を・どこで伝えるか の意思決定は、会社の根幹に関わるものだから。
ここを社長が理解しないと、どんなに担当者が頑張っても方向性が合わず、努力が空回りします。

たとえば…

  • “理想客”の定義が曖昧
  • 商品の強みが社内で統一されていない
  • なんとなく広告を出す
  • 「とりあえずSNSを更新」
  • 「来場が増えないのは時期が悪い」

こんな状態では、集客は安定しません。

社長が仕組みを理解すると何が変わるか?
「判断の軸」が生まれます。

判断の軸とは、

  • 理想客に届くか
  • メッセージが一瞬で伝わるか
  • 導線(LP・LINE・見学会)がつながっているか

という“社長の中の基準”。この軸がある会社は、広告会社に丸投げされません。
逆に軸がない会社は、提案されるたびに右往左往してしまいます。
まさに「大手の真似はしない」という実践会の原則がここで効くわけです。

2. 担当者任せにした瞬間に集客は止まる

実は、集客がうまくいかない工務店には共通点があります。
それは 「社長は忙しいから、集客は担当者がやっている」 という構図。

もちろん担当者が優秀なら良いのですが、小さな工務店では

  • 広報歴1年未満
  • 片手間でSNS更新
  • デザインやコピーは自己流
  • 広告運用は外部任せ

という体制も珍しくありません。

この状態で社長がマーケティングを理解していないと起きるのが──
経営者と担当者の情報格差 です。

するとこうなります。

社長:「最近問い合わせが減ってない?」
担当:「とりあえずリールは毎日出してます…」
社長:「じゃあ広告費増やしてみようか」
会社:「お金だけ減って反応は変わらない」

これはもう、完全に悪循環。

マーケティングとは、

  • 市場を見る
  • メッセージを磨く
  • 媒体を選ぶ

という“経営判断”の連続であり、担当者だけに負担させるのは酷な話なのです。

担当者任せにした瞬間、
方向のズレに気づける人が会社からいなくなり、集客は静かに止まっていきます。

3. 社員と共有すべきマーケティング視点

マーケティングは社長だけが理解していれば良い、というわけでもありません。
小さな会社ほど 「全員マーケティング」 が強い武器になります。

では全員で共有すべき視点とは何か?

理想客の定義
  「誰に売りたいのか」があいまいだと、SNSも広告も見学会もブレます。
  理想客が明確なら、社員全員の言葉が揃い、どこを切っても同じメッセージが出てくるようになります。

一瞬で伝わる言葉
  お施主さんや来場者が「この会社は違う」と思うのは数秒。
  メッセージが統一されていない会社は、数秒で負けるのです。
  (営業トークより妻の一言の方が刺さるのと似ています…笑)

導線の理解
  SNS → HP → LINE → 見学会 → 契約
  この流れのどこが弱いか全員で理解できる会社は、改善スピードが段違いです。

全員で共有しておくことで、施策の「やった感」ではなく、
“成果につながる動き”が自然と生まれます。

4. 広告費を“消費”から“投資”に変える考え方

多くの工務店では、広告費が「なんとなくの出費」になっています。

しかし、本来広告費とは
計測改善再投資
のサイクルを回すことで効果が雪だるま式に大きくなる“投資”です。

ところが、社長が仕組みを理解していないと

  • 効果の判断ができない
  • 改善ポイントがわからない
  • とりあえず予算だけ増える

という「広告費が溶ける構造」になります。

逆に、社長がマーケティングを理解すると

  • どの媒体が効いているのか
  • どの導線で離脱しているのか
  • 予算は月いくらが妥当か

が明確になり、広告は“コスト”から“利益を生む装置”へ変わります。

数字が読める社長は強い。
数字を読める会社は倒れない。
これは集客実践会でも一貫した原理原則です。

まとめ:マーケティングを理解する社長が、最後に勝つ

小さな工務店の集客は、
仕組みを理解した社長がいるかどうか
これだけで未来が変わります。

担当者任せの集客から、
社長が軸をつくり、社員と共有し、広告を“投資”として運用する会社へ。

その第一歩は、
「社長がマーケティングを学ぶ」
たったこれだけです。

今からでも遅くありません。
今日、1つだけでいいので“仕組み化のための行動”を始めてみてください。
きっと半年後には、まったく別の景色が見えてきます。


この記事を書いた人