
リールの再生数よりも大事なこと
最近、「リール動画で1万回再生されたんです!」という声をよく聞きます。
でも、そのあとに続く言葉が気になります。
「…でも問い合わせはゼロでした」
このパターン、実はとても多い。
SNSの世界では“数字”が派手に見えるほど、本当に大事な信頼の積み上げが抜け落ちていることが多いんです。
リールは“出会いの場”。
一方、ブログは“関係を育てる場所”。
この2つをつなげることで、初めて「興味→信頼→行動」という導線が機能します。
つまり、リールで心を引き寄せ、ブログで信用を育てる。
この順番が、いまの集客における最強コンビです。
1. 冒頭3秒のフックで差をつける
リール動画の最大の価値は、“リアルな市場調査”ができること。
どんなテーマが刺さるのか、どんな表現に反応するのか──。
つまり、ブログを書く前のネタ探しに最適なんです。
たとえば、ある工務店さんでは「収納のコツ」シリーズのリールが大ヒット。
コメントで「もっと詳しく知りたい」「どこの収納ですか?」という反応がありました。
そこで、その内容をブログで詳しく解説したところ、
- 平均滞在時間が3倍
- LINE登録が2倍
という結果に。
つまり、リールは“反応を測るラボ”、ブログは“信頼を築く本編”です。
大事なのは「ウケたネタを深掘る」だけ。
市場の反応をもとに、発信を偶然から必然に変えることができます。
2. 動画→記事→リスト→面談の導線設計
では、どうやって「リール→ブログ→リスト→面談」という流れをつくるのか。
ポイントは、“最初から出口を設計する”ことです。
① リールで興味を惹く
→ 「この内容の続きはブログで」と誘導。
② ブログで信頼を築く
→ ストーリー・事例・数字を交えて「この会社、ちゃんとしてる」と感じさせる。
③ LINEやニュースレターで接触を維持
→ 「更新通知」「見学会情報」で再接触。
④ 面談・来場へ自然に導く
→ 「読んでたら気になって」と来場する理想客が増える。
リールが“出会いの1秒”なら、ブログは“関係の10分”。
この10分を読んでもらえるかどうかが、契約率を大きく左右します。
3. 反応率が倍になるCTAの作り方
リールにもブログにも共通して効くのが、「感情の流れ」を意識した構成です。
私たちの実践会で使っているのが、この5段階フレーム
①驚き(Attention)
「え?そんなことあるの?」と注意を引く。
例:「家づくりで後悔する人の7割は“これ”を知らない」
②共感(Empathy)
「自分もそうだ」と感じてもらう。
例:「最初の私も何を信じていいか分からなかった」
③信頼(Trust)
数字・事例・実績で裏付け。
④行動意欲(Action Will)
小さな一歩を提示。
例:「まずは収納を“使う人別”で分けてみてください」
⑤安堵・覚悟(Commitment)
「焦らなくていい」「続ければ大丈夫」で背中を押す。
この感情設計を使うと、再生率・滞在時間・問い合わせ率がすべて上がる。
理由は簡単。
人は「理屈」ではなく「感情の流れ」で動くからです。
4. 失敗する広告に共通する3つの特徴
UGC(User Generated Content)=お客様が発信した内容。
これを活用すると、“自社発信の信頼”が一気に加速します。
たとえば、
- お客様のInstagram投稿(施工後の写真)
- クチコミ・Googleレビュー
- 見学会後のアンケートコメント
これらを許可をもらってブログに引用し、エピソードとして紹介します。
「このお客様、最初はリールを見てLINE登録してくれたんです」
「その後、打ち合わせを重ねて、完成見学会にご参加いただきました」
という流れをストーリー化すれば、読者は“第三者の目線で信頼”します。
UGCは広告では出せない「本音の証拠」。
“お客様が語るブランド”は、何よりも強力なマーケティング資産です。
まとめ:短尺×長文で“信頼の導線”を完成させる
リールは“広げる”、ブログは“深める”。
それぞれ単体ではなく、両輪で動かすことで成果が安定します。
- リールで反応をテストする
- ブログでそのテーマを深掘る
- LINEやニュースレターで継続接触
- UGCで第三者の信頼を積み上げる
この流れができれば、発信は「作業」から「仕組み」に変わります。
“発信しないと不安”ではなく、“発信するほど信頼が育つ”。
そんな状態を目指して、まずは今日──
人気リールのテーマを1本、ブログ記事にしてみましょう。
それがあなたの会社の“信頼資産”になります。
