
工務店の集客において「LP(ランディングページ)」は、もはや欠かせない存在になりました。
見学会、資料請求、モデルハウス予約、セミナー案内…どれもLPの設計次第で成果が大きく変わります。
しかし実践会でよく見るのは、
- 画像が綺麗なのに問い合わせが増えない
- 情報量は多いのに読まれていない
- 広告費は使っているのに申し込みがゼロ
- デザイナーに頼んだのに成果が出ない
という「見た目はいいのに結果が出ないLP」。
実はこれ、LPを“広告の着地ページ”ではなく、一つの営業ツールとして設計していないことが最大の原因です。
では、小さな工務店がLPで成果を出すには何が必要なのか?
今回は、実践会で最も再現性が高かった“4つの秘訣”をまとめます。
1. 1ページで完結する導線設計「迷わせない」が成果の9割
LPは、一言でいえば“読者の判断を1ページで完了させるページ”。
スクロールしながら「次に何を見れば良いか」が自然に分かる導線が必要です。
◎導線設計の鉄則:上から下へ「疑問→解決→証拠→行動」の流れ
① 冒頭で「誰向けのLPか」を一言で示す」
例)「共働きの子育て夫婦のための“家事ラク動線”見学会」
② 読者が抱えている“悩み”を代弁する
例)「家事が終わるころには体力がゼロ…そんな生活を変えたい方へ」
③ その悩みを解決できる理由(USP)を提示
Market × Message × Media の一貫性が鍵。
④ 施工事例・図解・家事動線の写真など“証拠”を提示
数字・事例・比較があると、説得力が一気に跳ね上がる。
⑤ 最後にCTA(申し込み・予約)へ導く
これだけ見ると当たり前ですが、多くの工務店LPができていないことがあります。
▶ LPで最も多い失敗:導線が“自社の都合”になっている
よくあるのは、
- 「会社案内」「スタッフ紹介」「理念」が途中に挟まる
- “とりあえず並べた”施工事例
- 問い合わせボタンが最下部のみ
- 写真が文章を邪魔している
これは、読者からすると「どこが大事なの?」と混乱し、離脱の原因になります。
LPは「読む順番を設計するページ」。
導線は営業トークと同じで、順番が整っているかどうかが成果を左右します。
2. 信頼感を演出する写真とコピー “プロ感”より“人の気配”
工務店のLPは、写真のクオリティひとつで信頼感が3倍変わる、と言っても過言ではありません。
特にTOP付近の写真は“第一印象の全て”。
脳科学的にも、人間は最初に見た情報で9割判断します。
◎信頼写真のポイント
- 明るく、統一感のあるトーン
- 引きすぎず寄りすぎない構図
- 生活感が「少しだけ」ある(リアルを想像しやすい)
- 家族のシルエットや手元など“人の気配”がある
逆にNGなのは、
- スマホで雑に撮った施工写真
- 家の魅力が伝わらない工事途中の写真
- 生活感ゼロでホテルのような写真(工務店らしさが薄れる)
これでは“どこにでもある家”に見えてしまいます。
◎コピーは「専門性」より「具体性」
LPのコピーで最も効果が高いのは、生活がどう変わるかが一言で分かる表現です。
例)
- 「洗濯物を“しまうまで”10歩以内の家」
- 「夜9時以降は“片付けゼロ”で終われるキッチン」
- 「子どもが勝手に宿題をし始めるダイニング」
工務店が好きな専門用語より、
お客様が“ほしい未来”が伝わるコピーのほうが刺さります。
3. リードマグネット連携 × 失敗LPの共通点とチェックリスト
LP単体で成果を出すには限界があります。
本当に問い合わせ数を増やすなら、
▶LP × リードマグネット(無料資料)の連携が必須
理由はシンプルで、
- いきなり「来場予約」する人は少ない
- でも「資料だけなら見てみたい」人は多い
だから、軽いCTA →中くらいのCTA →本命CTA の3段階で設計するのが鉄則。
例)
- LINE登録(軽)
- 資料ダウンロード(中)
- 見学会予約(重)
これだけでCVRが2~3倍になるケースは珍しくありません。
▶失敗LPに共通する4つの特徴
実践会で100本以上のLPを改善して分かったことは、成果が出ないLPには必ず同じ特徴があるということ。
① ターゲットが曖昧
② メッセージが抽象的
③ 写真が弱い
④ CTAが少ない or 怖い
(「お問い合わせはこちら」だけだと誰も押さない)
▶改善チェックリスト(実践会版)
今日からLPを見直すなら、まずはこれを使ってください。
- 10秒で「誰向けのLPか」分かるか
- 読者の悩みを“具体語”で代弁しているか
- USPが10語以内で書かれているか
- 写真の統一感があるか
- CTAが3段階あるか
- 不安を解消する一文(保証・実績)が入っているか
- スクロールで迷わない構成になっているか
この7つが揃えば、LPは確実に強くなります。
まとめ
LPはデザインではなく「導線」と「心理設計」で決まります。
ちょっと厳しい言い方をすれば、
頑張って作ったLPが成果に繋がらないのは必然です。
なぜなら、LPはただのページではなく、
“小さな工務店が戦うための最強の営業マン”だから。
今日からやるべきことは3つ。
- 1ページで完結する導線を作る
- 信頼感の出る写真と、生活が変わるコピーにする
- リードマグネットと連携し、3段階CTAを設置する
小さな改善を積み重ねれば、
LPは24時間働く「集客装置」に変わります。
あなたの工務店の強みは、必ず伝わります。
あとは、正しい順番で伝えるだけです。
