
「工務店って、なんだか大手より高い気がする…」
「ハウスメーカーの方が安くて安心できそう」
お客様からこんな声を聞いたことはありませんか?
実際、小さな工務店は「価格が高い」と思われがちです。でも、その背景には理由があり、しっかり伝えることで逆に信頼や選ばれる要因になります。
今回は「工務店の価格が高い理由」と、それをどう伝えて納得感を生み、集客や成約につなげるかを、実践会のメソッドを盛り込みながら解説します!
1. 工務店の価格が高く見える主な理由
・少量生産ゆえのコスト構造
大手ハウスメーカーは大量発注で仕入れコストを抑えています。一方で工務店は注文住宅やリフォームが中心。案件ごとにオーダーメイド対応をするため、仕入れのスケールメリットが小さくなり、単価が上がるのです。
・一つひとつの施工に時間と手間をかけている
工務店は「数より質」を重視します。職人が現場で丁寧に施工する分、人工代(人件費)が高くなりやすいのです。
・打ち合わせやアフターサービスが細やか
お客様との打ち合わせを何度も重ねたり、施工後のアフターフォローに時間をかけたりすることも、価格に反映されます。
つまり、工務店が「高い」と言われるのは、裏を返せば「一棟ごとに手間と時間を惜しまないから」なんです。
2. 高い理由を“価値”として伝える
「高い=損」ではなく、「高い=安心・品質・将来の得」だと感じてもらう工夫が大切です。
・数字で比較できるようにする
「工務店は高い」と思われる背景を、“数字”で見える化しましょう。
- 使用する断熱材や構造材のグレードを比較
- 光熱費削減効果を試算して提示
- メンテナンスコストが少なく済む点を説明
実践会のクライアントでは、施工後の光熱費をお客様から聞き取り、LPやチラシに掲載することで「高いけど結果的に得だ」と納得してもらえています。
・お客様の声を活用する
「確かに最初の見積もりは高かったけれど、住んでみたら快適で光熱費も下がった」
「アフターフォローが丁寧で安心できた」
こうした声をHPやSNSで紹介すると、第三者の意見として信頼感が増します。
3. 「高い」印象を和らげる具体的な伝え方
・比較対象を明確にする
「ハウスメーカーより高い」と言われたら、単に否定するのではなく、
「私たちは大量生産ができない分、使う材料の品質や施工の精度で差別化しています」と伝えることが大切です。
・将来コストまで含めて説明する
短期的な価格だけでなく、長期的なコストに視点を移してもらいましょう。
- 断熱性能の違いによる光熱費削減
- 耐久性の高い素材で修繕コストを削減
- 手直しや保証対応が迅速で安心
実践会のメソッドでは「ライフサイクルコスト(建ててから30年かかる費用)」を提示し、安い家との違いを理解してもらう工夫をしています。
4. 発信で「高い理由」をプラスに変える
工務店の強みを知ってもらうには、日常的な情報発信も欠かせません。
・ブログやSNSでの発信
「なぜこの材料を選んでいるのか」
「なぜこの工法が必要なのか」
一つずつ丁寧に発信することで、価格の背景にある価値を理解してもらえます。
・見学会や勉強会の開催
実際に使っている素材や施工の現場を見てもらうと、納得度が格段に上がります。体験型の発信は「高い=不安」から「高い=安心」へと印象を変える効果があります。
まとめ
工務店が「高い」と言われるのは、決して悪いことではありません。
むしろそれは、
- 一棟ごとに丁寧に施工している証
- 長期的に見てお客様に得をもたらす証
- 安心感と信頼感を生む仕組み
なのです。
実践会のメソッドを活用すれば、「高い理由」をきちんと伝え、お客様に“納得して選んでもらえる工務店”になれます。
「うちは高いからお客様に選ばれにくい…」と悩むのではなく、
「なぜ高いのか」を堂々と発信していきましょう!
それが、価格競争に巻き込まれない工務店経営の第一歩です。
